ニース旅行*到着&ホテル
2006年 01月 08日
10月末ごろ、夫に
「どこでもいいから南の方で美味しいものがある所、予約しておいていいよ」
と冬休みの日程をもらいました。わ~い、どこでもいいの?!
思いつくのはフランスかイタリア。で、あまり冒険心のない私としては、少しでも想像がつく方を選びがちで、まずは南仏にしようと決めたのでした。飛行時間は2時間だから、格安航空券で飛ぶ代わりに、ホテルはゆっくりできるところにしました。
格安航空券の難点は、発着時間が不利なこと。だからニース空港に着いたのは25日の夜7時ごろ、その日はホテルにチェックインして寝るだけの予定です。色々とネットで調べたり、ホテルに問い合わせてみた結果、空港⇔市内間の移動にはバスが便利との事。海外で初めてバスに乗るのは緊張する物ですが、空港出口を出てすぐにチケットオフィスがあり、目の前の98番バスに乗ればいいよ、とネットで仕入れた情報が正しいことがわかり一安心。バスドライバーにも目的地を告げます。
なお、土地勘のない所でバスに乗る際は、①バスドライバーに行き先を告げる ②なるべく前のほうに座る、というふうにしたほうが安心です。ニースでもそうでしたが、いちいちバス停名のアナウンスなどありません。だから「ここで降りたい」と告げておくと、ドライバーが着いたことを知らせてくれます。後ろのほうに座っていると、聞こえないんです。
ホテルは海沿いのLe Meridien Nice。帰ってきてから知りましたが、日本の雑誌にも紹介されるようなホテルだそうです。海側とガーデン側でお値段がずいぶんと違い、もちろん我が家はガーデン側・・・ HPを見て期待を抱きすぎたのかも知れません。これといって特色のないホテルでした。利便性は良かったのですけどね。
海沿いの道は、カンヌ→ニース→モナコと続く道でもあるわけですが、カジノや豪華ホテルが立ち並び、さらにクリスマスのイルミネーションがきらびやかで、夜到着した私達はまるでラスベガスのようだ・・・と思ったくらいです。このイルミネーションやネオンの明るさもスウェーデンにはないものですから、夜なのにまぶしくて不思議な感覚でした。
前の週、私に続き娘も嘔吐・下痢・熱の風邪をひいていたのですが、夫だけはまだでした。
もしや??
気分が悪いのと微熱があるようで、食欲もないから「二人で食べておいで」と言って寝る準備に。旅行中ずっとホテルで寝ることになったらどうしよう・・・ せっかく夫も久々の休暇でのんびり過ごしにきているのに、それではあまりにも可愛そう。どうか悪化しませんように、と祈る気持ちです。
外に出るのも嫌だったので、私は娘を連れてホテルのレストランで軽く夕食を。ホテルですから、ジーンズ姿の人もいれば、クリスマスデーということもあり着飾ったお客さんもいて、私は緊張しました~ 今回の旅行で気がついたのは、フランスでは子供を拒むことはなくても、子ども扱いしないということです。この夜、私と娘が通されたのは、向かい合わせにすわるテーブル。私は娘に手が届きません。私と同様、ワイングラスに水、子供用にプラスチックのコップが出てきたところはありませんでした。子供用の可愛い柄のスプーンやフォークもなし。全て大人と同じです。
大人と同じようにしたい3歳児にとっては、それは新鮮だったようですが、こうやって緊張感を伴う場所にそろそろ連れ出してマナーを教えていかなくてはいけないなと感じました。家でもちゃんと教えているつもりですが、レストランで感じる緊張感は子供なりにわかるものなのですよね。どんなにお金を出しても、緊張感を伴わないレストランはあると思います。ニースでは、逆にどんなに安いところでも、たとえカフェでも、多少の緊張感があり、やはりリゾート地なのかな、と感じさせてくれたのは嬉しかったですね~
続く・・・
by kanainsweden
| 2006-01-08 08:02
| 南仏ニース2005冬