ウィーン旅行1: ウィーン菓子に感動
2006年 08月 02日
直行便で行けて、暑すぎず治安も比較的良く、美味しい物があって美しい芸術にすこーしでも触れられるところ、で決めたのがウィーン。そして行って帰ってきての感想は、良かった~ 美しかった~ おいしかった~ 街全体が芸術という感じで、かなり今の私はオーストリアびいきになってます(感化されやすい)
朝5時に出発し、ウィーンの街中には10時半ごろについていたかな。写真はホテル最寄駅、後ろに見える建物は市立公園の一部。いきなり、駅の古さと市立公園の白さが目に飛び込んできて、不思議な感覚。
さて、モーツァルト、今年は生誕250周年記念イベントが世界中で行われているようですが、もちろんメッカはウィーン。公演数が大幅に増えていたのか、街中でチケットを売るモーツァルト・オフィスの人が大勢いてびっくり。残念ながら、3歳児を連れていける時間帯にコンサートは行われておらず、断念しましたが。
「わぁ~す、すごいね」としか言葉が出てきません。
この辺りで大陸の暑さにばて気味の3人。35度という高温も、無風というのも、スウェーデンから行った私達にはつらい。しかも室内エアコンなし。唯一の逃げ場がエアコンの効いたホテルなのでした。
早くホテルにチェックインしようよ~という二人をなだめすかし、
コンディトライ、ケーキ屋&カフェに行かなくてはホテルに戻れない!今日のノルマが・・・(笑)と頼み込んで、まず一件目。
ここのを一口食べて思ったのは、
アレンジなんて必要ないくらい美味しいーーー。メレンゲとビスキュイ生地を交互に絞り出して焼く生地はメレンゲのネチッとした部分とビスキュイのさくさくした部分がとってもおいしいし、チョコレート風味のクリームも軽くて。
もう一品、クアバード(?)だったかなぁ。ナッツの入った生地が香ばしかった。どちらも生地・クリームともに軽さの中に風味がしっかり感じられて、私一人、感動しておりました^^
それにケーキだけじゃなくて、これはどのカフェでもそうだったのですけど、コーヒーを頼むと必ず小さめのシルバートレイにコーヒーとミルクとこれまた小さめのグラスに入ったお水が運ばれてきて、いわゆる「一人膳」(笑) このトレーが素敵で、次の目的地はウィーン市内のアンティークショップになっていたほど。
正直なところ、もう少し涼しい季節なら、もっともっと美味しく感じたのになぁということ。パティオの傘の下でも汗が流れるほど暑くて、、、焼き菓子もたくさんトライしたいのに、さすがの私も買おうという気さえおこりませんでした(涙)
だけど本場オーストリアで今知られる多くのお菓子のルーツだったとも言われるウィーンのお菓子が食べられたのは、それだけで十分に価値のあることでした。(私にとっては・・・) やっぱり百聞は一見にしかずじゃないけど、食べてみなきゃわからない、特に一見やぼったさのあるウィーンのお菓子は、フランス菓子ほどポピュラーでもなければ他国で浸透していない分、現地で食べた価値は大きい。
この日のしめくくりは、
シュテファン寺院。面白いことに、屋根の美しいモザイクは少し離れないと見られなくて、着いたその瞬間は気づきませんでした。遠くからもその美しさと偉大さが確認できる、ということなのかしら、とは私の勝手な解釈ですが。
夕食には名物ウィーナーシュニッツェルも頂き(仔牛のカツレツ)、大満足の一日目無事終了^^
by kanainsweden
| 2006-08-02 08:03
| ウィーン 2006年7月