★スウェーデンからの便りは終わりです。次は北京から!★


by kanainsweden
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思い出の朝食 ウィーン旅行最終編

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 旅の楽しみのひとつに、美味しい朝ごはんを食べることがあります。特に子連れの場合、旅の気分を満喫できるのは朝ごはんのみだったりする。だから一日目にケーキを食べに行ってとにかく気に入ったOberlaaへ足を運びました。

 素晴らしいことに、ウィーンのカフェやケーキ屋は朝食からオープンということが多く、Oberlaaも朝8時オープン。まだ人もまばらな朝の街を歩くのも気持ちがいいし、気温も高くなる前ならエアコンなしの店内で雰囲気も楽しめます。

 夫はパンが何種類かと卵、コーヒーのセットを。ウィーンで普通に「コーヒー」と頼むと、あわ立てミルク入り、さらには生クリームも載っているところが多く、普段ブラックで飲む夫は「あぁ間違えた~」と言いながら飲んでたっけ。スウェーデンで「コーヒー」と言うと日本と同じくブラックコーヒーが、パリだとエスプレッソ、そしてウィーンではあわ立てミルク入り。同じヨーロッパなのにね~ 

 
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 私はどうしても食べてみたかったこのお店自慢のパネトーネとコーヒー。パネトーネはイタリアのパンですが、イタリアからも食文化をしっかり取り入れて自分達の物にしたウィーン。このお店では「天然酵母を使った門外不出のレシピ」なんて本で読んで以来、食べた~い!と決めていたもの。

 夫のメニューには卵がのっていたのに、来ないなぁと思っていたら、しばらくして出来立ての半熟ゆで卵が出てきました。殻をむくのさえ難しいくらいの熱さ。たかがゆで卵ですが、オーダーしてからゆでてくれたということに感動しました。単純すぎ?

 前置き長くなりましたが、ここで食べたパンの美味しかったこと!夫のセットについてきた、オーストリア定番のカイザーセンメル。外はカリッとしていて中はムチッとしているのが、なんとも好み。キプフェルは、クロワッサンの形をしていますが、一般的に知られるクロワッサンほどリッチではないのがかえって気に入りました。パネトーネに至っては、こんな美味しいパネトーネ食べたことないって連発してしまって夫に呆れられたくらい美味しかった。大きなサイズのものをわざわざスウェーデンに持ち帰ったほど。こんなふんわり優しい風味のパンを頂いたら、天然酵母に対する苦手意識もすっかりなくなりました。

 ゆっくり落ち着いて朝ごはんも食べた後は、新しい美術館が集合するMQ、ミュージアム・クォーターへ移動。
 
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 目的はこの後ろのレオポルト美術館。なのに、このベンチ。勝手に遊具と思い込んだ娘は上っては滑り、を繰り返してぐるぐるぐるぐる。しかも裸足(笑)。でも子供達は何人か同じようなことをして遊んでいました。

 汗だくになるまで遊んでから、レオポルトへ。一度見てみたかった、クリムトの絵が見られて良かった。この美術館は小さいながらも充実していて、美術史博物館とは対照的な削ぎ落としたような空間も印象に残りました。

 次はお隣、ZOOM子供博物館。
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 エントランスからも楽しそうな雰囲気が伝わってきて、おもわずワクワク。中では時間ごとに参加できるイベントが決まっていて、ちょうど行った時はOceanという海の中をイメージした部屋で遊びました。ウォーターベッドや鏡張りのトンネル、船の中を想定した部屋や海の中の生き物になれるコスチューム。案内人(?)のお兄さんお姉さんが遊んでくれたり。楽しい一時間でした。

 パンの美味しさはチェーン店でも実感したこと。すでに翌朝、ウィーン滞在最終日へ。
  
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 ANKERという街の至るところで見かけたチェーン店。特徴あるパンがたくさん並んでいて、選ぶのに困ってしまう。ホテル近くに一店舗あったので、滞在二日目に行って気に入り、最終日、午前中は公園で遊ばせようと出かけたので、途中またここでパンをテイクアウト。
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 公園傍のベンチで食べますが、場所はカール教会。
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 なんて凝った造りでしょう。
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 目の前にこの教会、聞こえてくるのはベンチに座ったおじさんがひくアコーディオンの音。
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 そんなことより、早く公園に行こうよ~
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 さぁこの豪華な建造物ともお別れ。スウェーデンに向かって出発で~す。

 てもその前に!ここへ行くんでしょ。
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 ザッハホテルのザッハトルテ食べずに帰れません。そんな観光客、多いんでしょうね~ここはカフェもショップもいつも混んでいました。

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 満員の、それでも落ち着いた店内にいたほとんどの客が、ザッハトルテを食べていました。正直に言います。ザッハトルテ、さほど期待していませんでした。日本で食べたことがありますが、アイシングの甘さに加えて生地の重さの組み合わせは決して美味しいと思えるものではなかったから。

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 でも一口食べてびっくり。私の記憶よりもうんと生地は軽くしっとり。アイシングはしっかり甘かったけど、間にはさまれたアプリコットジャムの酸味がとてもよくきいていて、本当に美味しいのです。日本で食べるケーキに添える生クリームはとろっとした六分立てくらいが普通ですが、ウィーンではどこでもかなりしっかりあわ立ててあります。それも主張の強いケーキにあわせるためなのか、これがまた良く合うのですね。

 こんなにシンプルなお菓子なのに、1832年に作られたレシピに忠実に作り続けられているという驚くほど古いお菓子なのに、150年以上たった今も世界中から集まる観光客が幸せな顔をして食べているということに、感動すら覚えてしまう。そんなお菓子との出会いが多くて、もう私は「ウィーン菓子をマスターしたい!」熱におかされて今、大変です。 ←それに付き合わされる家族や友人が・・・(笑)

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 なぜかケーキとビールという妙な組み合わせの写真になっていますが・・・ とにかく暑かったウィーン旅行。夫にとってはビールが格別美味しかったようです。スウェーデンではどこででもアルコールが飲めるわけでもないし、3.5%以上のビールはスーパーにも売っていないくらいですから、こうやって私がケーキを食べるカフェでビールが飲めるというのは夫にとって付き合いやすかったのでは、と思うのです。この記念写真を撮ったの、夫ですから、ビールをアピールしたかったみたい^^

 私は普段ビールはほとんど口にしません。もともとほとんど飲めないというのもありますが、ビールは飲みたいとも思わない。でもオーストリアのビールは私も美味しく感じました。香りが良くて後味がいい。ビールって美味しいのね、とこの歳になって初めて思いました。

 
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 さぁそろそろ本当にお別れ。ヨーロッパ、まだまだたくさん見ていないところばかり。なのに、リピーター旅行好きの我が家のことだから、もしかしたらまたウィーンを選ぶかも、そう思うくらい魅力たっぷりの都市でした。
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by kanainsweden | 2006-08-13 19:12 | ウィーン 2006年7月