並べられているのは、全て品種の異なるリンゴ。日ごろ目にするのは、せいぜい3、4種。こんなにあったんだ~
秋といえばリンゴだから、リンゴ畑まで足を伸ばしてきました。Kivic 、という南スウェーデンでも東の端に位置するこの町は、リンゴの町。
海を臨む果樹園にリンゴの木々。
スウェーデンに越してきて間もない頃、スウェーデン人に「リンゴジュースを買うなら、ここのがお勧めよ」と教えてもらったのが、Kivic のジュースでした。秋にはこの街で大きなお祭りもあるのですが、それを逃した我が家、せめて収穫が終わらないうちに。
目指したのは
Kivics Musteri。
要は、ジュース工場です。 さすがにこの時期は、大人気のようで駐車場が満車状態。木箱が積み上げられた、にわか駐車スペースはリンゴの匂い、プンプンしてました(笑)
ジュース工場だけど、ジュース作りの歴史や、昔ながらの品種の紹介(その数なんと70種)などちょっとした果樹園ミュージアムになっています。
着いたのがお昼を過ぎていたので、まずはカフェ&レストランでランチ。
壁までリンゴ色だ~(笑)
小さなお店だけど、古い家具が素敵でした。
「リンゴのケーキ、バニラソース添え」 というのが大人気のようで、すでに2時近くだったからこれを頼んでいる人が多かった。
でも我が家はランチビュッフェにしました。
ただのビュッフェじゃありません。全て、全てがリンゴ風味なのです。
リンゴ味でなかったのは、この木箱の中のパンだけかも・・・・
欲張りすぎ(爆) ハムのリンゴソース添え、サーモンのオーブン焼きにリンゴのソース添え、ポテトかと思ってとったら串切りのリンゴが焼いてあった・・・ 私も娘も美味しい美味しいと食べましたが、フルーツ味の食事は苦手な夫、全てソース抜きで食べてました^^
飲み物ももちろんリンゴジュース。でもこれは甘くなくて、すっきりしていて美味しいのですよ。
ビュッフェで一番に目に付いたのも、こちらアップルロールのバニラソース添え。
パイ生地に包まれたアップルのフィリングが甘すぎなくて、濃厚なバニラソースともぴったりで、これは美味しかった!コーヒーのマグも可愛い~
余談ですが、コーヒー用においてあったミルクのパックも、リンゴジュースのパックも、
テトラパック。これまた、スウェーデンを代表する企業なのですよ。
お腹も一杯になったから、ちょっと歩きましょう。
これは何の実かしら?
品種紹介の果樹園。
果樹園の端には、リンゴのモザイク画がありました。長靴、ですよね?
どうぞご自由に、と釘の刺さった板も用意されています。プスッ、プスッ、子供が夢中になっています。
リンゴの香りと、緑と、秋の日差しが気持ちいい~
味見をしながら買えるのも、果樹園ならでは。どれも甘くてジューシーで、本当に美味しくてびっくり。いつも買っているリンゴは何?と思うほど。
色々な品種のリンゴを抱えて、
左手にリンゴの木、右手に海を見ながら帰途につきました~