いよいよ一年で一番日が短い時期になりました。午後3時半にぽとりと落ちていく太陽。午後4時も過ぎると、子供たちは「寝る時間だ~!」と言うくらい真っ暗になります。だからこそクリスマスの意味が大きい。家の中を飾るのも、電飾をつけるのも、外の暗さを忘れるために。11月の中旬頃からはじめたクリスマス準備。街も我が家もほぼ出揃いました。
ジンジャーブレッドハウス勢揃い。ママたちの力作です。先週、お友達4人で集まって作りました。今、我が家で乾燥中。こちらではペッパーカッカハウスになります。
その間、子供たちは。
生地を与えてクッキー作り。母達は真剣そのもの、作業を始めて4時間近くたった頃には、半分壊れかけてクリスマスソングなどを歌いながらの”酔っ払い作業”。
ぐったり疲れたけど、楽しかった~!
そして昨日はデンマークはOdenseまで足を伸ばして、クリスマスマーケットを見てきました。
お決まりの市庁舎前クリスマスツリー。
デパートの売り場は華やかですが、
街の電飾は日本の電飾に比べると華やかさに欠けますね。こちらはどこの町でもこの程度です。この写真を撮ったのが、午後3時。暗い中に、カラフルな電飾でもあればさらに華やかになるのに、と思いがちですが、この静けさこそが北欧らしいのです。
日本にいたら、ただでさえ煌々と明るいデパートにこれでもかというほどの飾りつけ、さらには繰り替えされるクリスマスソングで、にぎやかですよね。最初の年こそ物足りなく感じたこの北欧の雰囲気も、凛とした雰囲気は聖なる日にふさわしいのかな、と思えるようになりました。
聞こえてくる音楽は生の音のみ。どこからかな?と音を追いかけていったら、
地元の学生によるバンド。
真赤なお鼻のトナカイさんを演奏していたので娘は大喜び。
お花屋さんのスタンドでは、アドベントの4本キャンドルがたつ飾りが売られています。
アンデルセン生誕の地ならではの、昔ながらの衣装に身を包んだ人たちがパンや飾り、衣類にアンティークなどを売っていました。ここは何のことはない、りんごを売っているだけなのですが、素敵な雰囲気ですよねー。
あぁ~そしてショーウィンドウを食い入るようにして見つめた、George Jensen Damaskのテーブルリネン。ホワイトとグレーでクリスマスの雰囲気を出すのも、北欧ならではの配色センス。素敵だけどお値段も立派で、写真に収めるだけ。
2時間ドライブして買ったのは絶対スウェーデンより美味しいデンマークのパンだけ。スウェーデン⇔デンマーク間の橋代のほうが高くついたのだけど。。。 クリスマススピリットをしっかりもらって帰ってきました。