冬の間、スウェーデンで手に入る野菜や果物のほとんどが輸入物です。カリフォルニアや日本に住んでいた頃は、なるべく地元で取れた物を、せめて国産のものをと選んで買っていたのに、そんな事をここで言っていたら食べる物がなくなってしまう。
それがやっと最近になって、スウェーデン産の野菜や果物がマーケットやスーパーに並ぶようにようになりました。まだまだイチゴは走りですが、それでも待ってました!とばかりに買って帰ってきました。小粒で甘酸っぱくてみずみずしい。
美味しいイチゴが手に入ったら、思い切りイチゴを味わえるお菓子にしなくちゃ。
定番のタルトです。うかつにもクリームを載せてからお皿に移動したら、タルト生地にヒビが入ってしまい、ショック。ギャーッという声に、娘がビクッ(笑) 「あぁぁ、こわれちゃったね、ママ。」 ふぇ~ん。なんとか形を戻して写真に収め。
中身は極シンプルにカスタードのみ。でもタルト生地は、
レモンスフレタルトで使用したClaudia Flemingのコーンミールタルト生地を使っています。コーンミールのプチプチ感が気に入って、また空焼きの状態まで作りおいた物があったので、イチゴとコーンミールは面白いかも、と使いまわしてみました。
薄めのタルト生地にカスタードとフレッシュなイチゴ。何の工夫がなくても黄金のコンビネーションですが、コーンミールは想像通り、アクセントになって美味しかった。とっても軽いタルトなので、かな~り大きな一切れもペロッ^^
そしてこちらお待ちかねの・・・
ルバーブ!これもスウェーデン産。国産が手に入ることがこんなにも嬉しく感じるとは。 少し前に、輸入物を使ってコブラーにしてみたところ、あまりにもの酸味と渋みで娘はおろか、私も食べられませんでした。でもこれは、生でかじってみるとさわやかな酸味。これなら大丈夫。
ザク切りにして、砂糖をまぶして、冷蔵庫で寝かせま~す。