クリスマスシーズン、絵代わりにして飾っています。スウェーデンの
Almedahls社のキッチンタオル。クリスマスに欠かせない物や人物が描写されているのですが、昨日12月13日は丸印の日でした。
サンタルシアはスウェーデンでとても大切な日です。名前の由来はイタリアのサンタルシア様にあるものの、スウェーデンの言い伝えではその昔、白い服を着て頭にキャンドルの冠をかぶった女性が貧しい人々を助けたということになっているそうです。
何しろ一年で最も日が短くなる時期ですからね~、窓辺に飾られたアドベントスターも、ひときわ美しく見えます。スウェーデン語のサンタルシアという歌の歌詞は、太陽の姿がなくなり夜が長い日々、ルシアがキャンドルの光とともに現れる・・という意味のもので、そろそろ折り返し地点にきたよ、これから日は長くなるよ、という希望の日でもあるのです。
お祝いの日にはお祝いの食べ物があるのはどこも同じ。ルシアといえば、リュセカット(サフランパン)です。ほんのり甘くてサフランの香りがついたパン。これとペッパーカッカがお決まりです。キッチンタオルの絵の丸印、一番上がペッパーカッカ、4つ目がサフランパン。
そしてこの日は、幼稚園でルシア祭がありました。子供たちはこの日のために数週間クリスマスの歌を練習してきました。ちゃんとルシアの洋服も売っているので、皆この日はサンタルシアにちなんだ衣装かサンタクロースなどになるのですよ。
3、4、5歳児、アカペラで(笑)歌いあげました。サンタルシアのほかにジングルベル、聖この夜、赤鼻のトナカイ、などなど。アドベントの詩というのもありました。ファーストアドベント・・・と詩が始まると先生がアドベントキャンドルの一本目に火をともし、セカンドアドベント・・・で二本目、というように。
歌が終わったら親が持ち寄ったお菓子やグロッグ(ホットワイン)でパーティータイム。歌と食べる時間含めて40分ほどのものでしたが、子供たちみんな本当に可愛くて、ほほえましかった。やっぱりクリスマスシーズンは楽しいですね~♪ 冬至まであと一週間。本当にそろそろ折り返し地点かと思うと嬉しいです。